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Jolly Kids Club

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kidの頭の中

2003年・発表会を終えて
 
発表会に参加していただいて、ありがとうございました。
皆さんからご意見を色々頂いて、大変参考になりました。
私は一人で教室を運営していますので、率直なご意見が本当に勉強になります。
いろいろな反省をふまえて、次回のイベントを企画していく所存です。
これからもよろしくお願いいたします。

以下、頂いたご意見のまとめです。

一番多かったご意見
*BGMの音声が大きすぎて、せっかくマイクを使っているのに、生徒さんの声が聞きにくい部分があった。
  
----たしかに、BGMはもっと小さくするべきでした。音響の方には事前に、「生徒さんの声を聞いてもらうのが一番の目的なので、マイクの声が通るように、音量は下げてください。」とお願いしてはあったのですが、リハーサルが終わった時点で、確認を取るべきだったと、猛反省しています。録画していただいたビデオだと、私にはほぼ全員の声が聞こえるのですが、それはきっと、私が全員の声を知っていて、BGMの音にも慣れているからですね。観てくれる皆さんは、そういう事前の認識はない、ということを、もっと考えるべきでした。

以下はジャズチャンツのテープについて。
 *音楽が入り楽しかったけれど、子供たちがそれに合わせなければいけないと思ってあわてて話しているところがあった。
 *発音がよかった。
 *練習用のテープがリズミカルで覚えやすかった。台詞がおもしろかた。

-----発話の訓練として、ジャズチャンツがこんなにも効果的とは。講師としては今回この教材を使って本当に良かったと思っています。生徒さんたちは、自分の台詞以外もたくさん覚え、口ずさんだり。発表会後のレッスンでも、発話がはっきりと、かつなめらかになった生徒さんが多いのです。
ただ、これは、あくまでも与えられた台詞を、決められたリズムに合わせて喋る訓練で、ご指摘のあった通り、生徒さんが自分のペースで動き、喋ることができません。訓練と、「この話をしたい!」という欲求を引き出し自分の言葉で喋る独創性を、上手く組み合わせたレッスン展開をしていかなくては、と考えています。

以下は、発表会の構成に関すること。

*最後、全員が自分の名前、年齢もしくは発表した役を一人一人マイクの前で言うことができたらよかった。
*せっかく外国人の先生がいらしているのだから、もっと交流できると良かった。

-----そうですね。実をいうと今回は、時間が足りなくなることばかりを心配していたら、幕間がかなりスムーズで、時間が余ってしまったのです。アクティビティを、もう1つ2つ考えておくべきでした。
ただ。。。半日のイベントで、発表と交流の両立はきついかな~と思います。秋に、ハロウィンパーティーを予定しています。そのときは、昨年は一人だったけれど、もう少し外国の方を招いて、交流できるように企画しようと考えています。

 *費用がもう少し安ければ。。。
 *出番があまりにも短くて、見合わないと感じた。

-----発表会やイベントの費用に関しては、利益を考えず、必要経費を皆様にご負担いただいています。なるべく安価に済ませたいと考えてはいるのですが。。。

生徒さんの中には、ほんの少ししか台詞のなかった子たちがいました。この4月に英語を始めたばかりのお子さんたちです。
 まだまだ「英語」に触れ始めたばかりで、レッスンでひと言発話するのも、おっかなびっくりの時期に、よく出演してくれたなあと私は感心しています。彼らにとって、ひと言の台詞は、何年も習っている生徒さんの長い台詞に十分匹敵するものと思います。特に高学年のお子さんだと、演技にも照れが入り、くったくのない小さな生徒さんに比べると、そのプレッシャーたるや、大変なものだったと思うのです。その後のレッスンで、表情が元気になり、発話が目に見えてはっきりしてきました。それだけで、講師としては十分価値のある出演だったと思っています。
  
 
以下は発表の形式について
 
 *なるべく一人一人の子が個性を出して脚光を浴びられるような工夫があ
るといいかと思う。
 *幼稚園児には、少し別に時間をとって何か発表させてもらえると良かったかなと感じた。
 *それぞれの年齢や習熟度に応じた発表の仕方もよいのではないかなあと
思う。
 *一つの劇を全生徒さんで仕上げたことにより、スムーズに流れのある発表会に仕上がっていたように思う。ただ、一人一人の個性があまり感じられず、また(例年感心することの一つでもある)学年が上がるとこんな難しいことも出来るようになるんだな、という場面を今年あまり感じられなかった。まとまりがあったぶん、反対に笑ったりびっくりした場面が少なかっ
た。
 *みなよく頑張って立派にできたと思う。一人一人がよく目立っていた。

 ----そうですね。今回の劇は、幼稚園生さんに参加してもらうのが難
しくて、お遊戯のようになってしまいました。もっとできることがあったと反省しています。
昨年はクラスごとの発表だったので、ほぼ、年齢別、習熟度別の発表だったのですが、その分、クラスによってはあっという間に終わってしまったり、
使うことのできる素材に限界がありました。毎回同じではなく、今後も色々
と試みていきたいと思っています。

  *少しドラマ性を取り入れると、もっと見ごたえがあるかと思う。
  回数を重ねれば、子供たちの恥ずかしさも減って多少演技力も出てくるかも。

 ----そうですね。本番の生徒さんの演技は、平均すると、普段の練習
の2/3くらいかと思います。
 私はつい、「出しもの」としての理想のかたちと「生徒さんが楽しく練習できる」無理のない部分との接点を探すのかもしれません。もっと完成度を
上げるには。。。講師も演劇の勉強をしなくては!?

以下は子供たちについて
 
*度胸をつけるという意味で、舞台は良い経験だと思う。
*発表会に向けて練習し、ステージに出てみなの前で発表するということ
が、子供たちにとってとても良い経験だと思う。
*毎週レッスンを楽しんでいる様だったが、本当のところ友達と会うことが楽しいだけでは?と思ったときもあった。あの様子をみて、本当に語学というものに慣れてくれれば良いなと思う。
*シーンごとに比較してみて、普段のレッスンでの様子などが垣間見れた。
*2度目のステージの子が多く、どのお子さんもしっかりして、上手かった。
 *子供たちが舞台の上でも、ものおじすることなく発表する姿に感心し
た。

舞台は、お子さんたちにとっては本当に良い経験になると思います。
多くの生徒さんが、発表会後、以前より自信がついた様子です。
中学に入ると、弁論大会などへの参加のチャンスもあり、やる気と実力があ
れば、どんどん英語に関わる機会が増えていきます。それを目的にしているわけではありませんが、ものおじしない積極性を備えつつ大きくなって欲しいなあと思います。

 *もう少し小じんまりとした場所でも良いかもしれない。
  子供にとっては、大きな場所で発表した方が将来のためにはいいのでしょうか。

場所については悩むところです。
一番気になるのは音声です。
生の声が届く小さな部屋で行うとしたら、観客の数を考慮すると、回数を分けないと無理と感じます。
地域には、他にも舞台のある公共施設があるのですが、備品がスタンドマイ
ク一本では、とても間に合わない。
もっとも今回、その音声が、BGMのために折角のワイヤレスマイクの効果も薄
く、ショックだったのですが。。。

 *外国人の先生方の活躍が光っていた。

  ----そうですね。2年続けて、あの二人にはお世話になりました。
  また、舞台裏で生徒さんたちを見ていてくれた友人にも、感謝感激、でした。

 

 


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